もっと努力しなさい。
もっと頑張りなさい。
もっと勉強しなさい。
そう言われ続けて子供時代を過ごした経験がある人、多いかと思います。
辛かったー!という人がほとんどじゃないかな、と思います。
私は、それが社会人になっても続きました。
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私の経験から考察してみると・・・
29歳の時に未経験でソフトウエアのエンジニア職に就いた私。
右も左もわかりません。しかも、教えてくれる人間はおらず、片っ端からわからないことを周りの人に聞くしかない。
挙句に、当時の先輩(協力的でも教えてくれもしない先輩に)もっと勉強しろと言われて、本当にどうしてくれようと思うくらい怒りが沸いた記憶があります。
いやーつらかった・・・。
けどね。
辞めたら負けだと思って、頑張りました。
いえ、頑張っちゃったんです。
これが大きな間違いだったということに、ようやく最近気づきました。
頑張るということ、何が間違い?
頑張っちゃった私。
おかげで、10年前よりも給料は1.6ほど増えました。とにかく力をつけようと、本当に頑張りましたから、当然の結果かもしれません。
けど、充実感は得ることはできませんでした。
彼氏にも見放され、何とか社会人らしい生活は保っていたけれども、心はボロボロ。今思うと、本当にイタイ30代を過ごしました。(いやはや、本当にもったいない。・・。)
最近聞いた言葉。
精進しなさい。
精進するということ
え?精進?精進って何?
私が、やってきた「頑張る」ということと何が違うの?
と頭の中では、???
そしたら、その人こんなことを言ったんです。
志を立てて、志に向かって、精進する。
楽しんで充実感を感じて、努力するのが、精進。
はい。私の30代の時の間違いは、ここです。
充実感なく努力しちゃってました。
がんばっちゃってました。
ダメじゃないけど、もったいない。
お金は得れたけど、30代をもったいないことをしていました。
ということは、辛さを伴う頑張る行為は全く必要がないのかしら?
辛さを伴う頑張りは、全く必要がない?
辛さを伴う頑張りは、全く必要がないのかもしれませんし、あるのかもしれません。
でも、自分のやりたいことや志があれば、辛いこともつらいと感じず、逆に楽しいのかもしれませんね。例えば、ゲームクリアするために試行錯誤したり、友達と協力したりするのと同じ感覚で楽しんでプレッシャーをはねのけちゃうかもしれません。
まとめ
まく種が違えば、刈り取る結果も違うとも言われています。
楽しんで頑張って努力した結果は、ただただ辛く頑張ってきた結果とはまた別の結果を産んでくれると思います。
楽しんで努力して充実感を感じて前に進んでくださいね♪
決して、これを読んでくれている20代30代の方、同じ道を歩まぬよう・・・。